テニス商品専門店「ファインコム」　テニスラケット・テニスガットが常に激安・安値、当店でしか手に入らない日本未発売・入手困難モデルも多数取り揃え

〜初めてのラケット選び〜

ラケットは各メーカーより、軽くてフェイス（打面）が大きめな初心者向けモデルが販売されています。
「初めてのテニスだから初心者モデルでいいや」
本当にそれで大丈夫でしょうか？その人の体格、体力にあったラケットを選ぶことが大切です。
初めてラケットを選ぶ際の注意点を、下記に書いてみましたので、参考にしてくださいね。

●フェイスの形●

■丸型：素直な打ち心地。ノーマルなタイプ
■四角：スウィートスポットがフェイス面の大きさ以上に得られる。
■楕円・上広：スピンをギュンギュンかける人にオススメ。
■楕円・末広：フラットでガンガン打つ人にオススメ。

スウィートスポットは、広い方が初心者には打ちやすいです。

●フェイス面積●

フェイス面積とはラケット面の大きさをいいます。

一般的に
■MID ミッドサイズ（極小さい）：85〜95平方インチ
■MIDPLUS ミッドプラス（小さい）：95〜105 平方インチ
■OVERSIZE オーバーサイズ（普通）：105〜125平方インチ

と表記されることが多く数字が大きいほど面積が広くなります。

※MID〜MIDPLUS は、ストリングスの感触がダイレクトに分かるので、コントロールを細かくきかすことができる！空気抵抗も少ないので振りやすい！などの利点もありますがスウィートスポットが狭くなるので、中級者から上級者のプレーヤーに好まれています。

※初心者、女性の方にはスイートスポットの大きいOVERSIZE (105〜125平方インチ)のラケットがお勧めです。

●グリップ●

グリップとはラケットを握る部分のこと。日本で発売されているラケットのグリップの規格は、１（G1）・２（G2）・３（G3）・４（G4）です。数字が大きいほど太くなります。

※４インチを基準に１/８インチ（約３mm）刻みで大きくなります。
１（G1）＝４ １/８ 　◇サイズ１の円周・・・１０．５cm
２（G1）＝４ ２/８ 　◇サイズ１の円周・・・１０．８cm
３（G1）＝４ ３/８ 　◇サイズ１の円周・・・１１．１cm
４（G1）＝４ １/２ 　◇サイズ１の円周・・・１１．４cm

一般的には、成人の男性はグリップサイズ：３が一番多く、女性はグリップサイズ：２を使う方が多いです。

グリップサイズを決める時の目安ですが、握った時に親指付け根と薬指の間に、指が一本入るくらいが一般的です。

◇グリップを太くするメリット◇
手首の動かす幅が狭くなり、無駄な動きが少なくなる。なので、安定したストロークを打てる。ストロークプレーヤーはグリップを太くすると良いですね。

◇グリップを細くするメリット◇
手首の動かせる幅が広くなり、ドロップショットなどの繊細なタッチがつかみやすくなる。ネットプレーヤーは細めのグリップを選ぶと良いですね。

●フレーム厚（ラケットのフレームの厚み）●

フレームの厚さが25mm前後のものを中厚、最大厚28mm以上のものを厚ラケと呼びます。
フレームが厚ければ反発性が高く飛びが良くなります。
逆に薄いラケットはしっかりとしたスウィングでボールを飛ばしコントロール性を求める人に適しています。

●重量（ラケットの重み）●

ラケット重量は、超軽量(245ｇ未満)、軽量(245〜290g）、一般(290ｇ以上)と、大体３段階に分けられます。

※超軽量や、軽量タイプは、操作性に優れているので、非力の人や女性に適しています。
ただし、相手の速いショットに対して、力を入れてスウィングしないと、力が負けてラケットが弾かれる、要するに打ち負けしやすい。重たいラケットと比較すると、ボールをヒットした時の振動と衝撃が大きくなるなどのデメリットもあります。

※一般タイプの290ｇ以上のものは、ラケットをしっかり扱える上級者に好まれ、しっかりスウィングできれば、威力のあるボールを打つことができます。
ただし、やはり重いのでスウィングできず、ボールへの反応が遅れる。軽いラケットと比べてボールが飛ばなくなる。腕に負荷がかかるなどのデメリットもあります。

以上が、初めてのラケット選びのポイントでした！ぜひ、参考に。